2018.10.09

 10月5日(金)から始まった福井国体バドミントン競技が勝山市体育館「ジオアリーナ」(通称:茜ちゃんアリーナ)で開催され、成年男女・少年男女の全種別が出場した。4種別すべての出場は4年連続の快挙である。この体育館は、通称名通り女子シングルス世界ランキング2位の山口茜選手の出身地勝山市に新しく建設された体育館で、試合当日は初の入場制限がかけられるほどの盛況ぶりであった。
体育館全体が福井県チームの応援団であふれる中、まず成年男子が宮城県と対戦した。国体連続出場となる桐田和樹選手と青見領選手がダブルスに、そして第1シングルスに佐野拓磨選手が出場したが、どちらも敗れ、初戦敗退となった。ダブルスのファイナルゲームで青見選手が右足首を負傷してしまったことが悔やまれるところである。
少年男子は、初戦で今年も埼玉県と対戦し、ダブルスに栗木洸太選手と福間璃来選手が、第1シングルスに栗木洸太選手が出場したが、0対2で敗退となった。対戦相手の埼玉県は国体常連県であり、今大会も優勝を飾り、見事なパフォーマンスを見せてくれた。
成年女子は、日立化成の選手で占める茨城県と初戦で対戦し、ダブルスに出場した加藤美幸選手と柏原みき選手がファイナルゲームを制したが、続くシングルスに出場した斎藤栞選手と加藤美幸選手がともに敗れ、1対2での敗退となった。ダブルスのファイナルゲームで驚異の連続13ポイントをあげ勝利した後の逆転負けとなり、悔やまれる試合であった。
昨年準優勝を果たした少年女子は接戦もあったが順調に準々決勝に進み、ブロック大会で勝利した岡山県との対戦となった。ダブルスに淺井和奏選手と金廣美希選手が、第1シングルスには金廣美希選手が出場したが、どちらも0対2で敗退し、惜しくも5位入賞止まりとなった。
今大会を振り返ると、全種目とも善戦はしたが、勝利にはあと一歩であった。特に、昨年5位入賞で、今回第3シードの枠を獲得していた成年女子の敗退が残念だった。今回の敗因をしっかり分析し、全日本総合、そしてS/Jリーグでの上位入賞を目指してほしい。しかしながら、6年連続の国体ポイント獲得は誇れる成績であり、成年男子も次の世代に交代したばかりの若いチーム、少年女子も三人のうち二人は1,2年生であり、この経験が今後に繋がるものと期待できる。
また、この国体期間中に開催されていたバドミントンアジアジュニアU17&U15選手権2018で柳井中の明地陽菜選手が見事優勝し、アジアチャンピオンになった。今後ますます山口県選手の活躍が期待されるところである。これまで御指導いただいてきたスタッフの皆様をはじめとし関係の皆様に心より感謝するとともに、引き続き今後の強化をお願いしたい。
最後に、山口県体育協会様には平素から競技力向上の面で全面的なバックアップをいただき、さらに今大会でも4名のトレーナーを派遣していただくなど、選手が安心して戦える環境を整備していただきましたことに、心より感謝申し上げたい。残念ながら昨年度並みの実績を残すことはできませんでしたが、今後も期待に応えられるように協会一丸となって精進していきたいと考えております。今後も御指導・御協力のほど宜しくお願いいたします。

山口県バドミントン協会 理事長 野村義徳

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